LIFULL Creators Blog

「株式会社LIFULL(ライフル)」の社員によるブログです。

LIFULLでプロダクトマネージャーというキャリアパスを描く(エンジニア編)

LIFULLで技術マネージャーをやっています、花多山です。

早速、タイトルと違う肩書きを名乗ってみましたが、決して嘘ではありません。そして、記事執筆時点において、LIFULLにプロダクトマネージャーという正式な役職はまだ存在しておりません。

LIFULLでエンジニアと企画を両立する

現在、LIFULLはこのような組織体制になっています。 f:id:LIFULL-katayamk:20201217230414p:plain

私はというと、LIFULL HOME'S事業本部に所属していますが、その中でエンジニア部門と企画部門の部門長を兼任しております。実のところ、LIFULLではこのような職種をまたいだ兼任はあまり例がありません。

この働き方は私から志願したものですが、理由としては、担当プロダクトの課題発見〜市場投入に至る一連の開発プロセスに、誰よりもコミットしたいという想いからでした。

これってプロダクトマネージャー?

世間で言うところの、プロダクトマネージャーという役割に近いと思ってますが、書籍『INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント』(以下、『INSPIRED』)に書かれている、プロダクトマネージャーの働き方とはちょっとばかり違うなと若干の違和感を感じているのも事実です。

それは、プロダクトが目指すビジョンやそのビジョンを実現するための戦術を描くところまでは、私自身が中心的な役割を果たしますが、それ以降のプロダクト開発プロセスの大部分に関しては、基本は現場の開発チームに裁量を委ねて、私はその進行状況を確認するという役割に身を置いているからです。

一方で『INSPIRED』で描かれているプロダクトマネージャーは一連のプロダクト開発プロセスをエンジニアやデザイナー達と共に併走する存在であり、そこが今の私との大きな違いと言えます。

もちろん、開発中のプロダクトが、先に作ったビジョンや戦術とずれていると感じた時は、軌道修正を促すのも私の役割ではありますし、事業的な成果が事前に定めた目標に届かない場合に、リカバリーする手段を講じるということも、やらなければいけません。

ただ、現場によるプロダクトの課題発見から始まり、開発のイテレーションを実施するなどといった、プロダクト創出の一番の醍醐味にあたることには直接関与せず、本当にこのポジションが自分の理想なんだっけ?と思うこともあります。

開発チームへのプラス作用

じゃあ、お前は普段何の仕事してるのよ?と思われるかもしれませんが、上記のようなプロダクト開発チームを複数管理しており、加えてエンジニアの採用や育成といった、LIFULLのエンジニア全体の成長に寄与する取り組みを生業としています。

そんな私が今のポジションにこだわっている理由は、開発チームに間違いなくプラスの作用を生み出せていると実感しているからです。

LIFULL HOME'Sにおける開発体制

現在のLIFULL HOME'Sでは、冒頭で示した図のように、エンジニア部門、企画部門、デザイン部門が越境して、プロダクト開発チームを構成するという職能別組織を軸とした開発体制を敷いています。同じ職種による意思疎通を図りやすい反面、エンジニアと企画といった職種間でのコミュニケーションには、それなりの習熟度を要します。

裁量を委ねることによる2つのメリット

私が担当しているプロダクト開発チームはというと、デザイン部門との連携はあるものの、こと私が率いているエンジニアと企画間においては、プロダクトの方向性を左右する選択を迫られた際、私が意思決定を下すか、配下のエンジニアと企画のリーダーで決めてもらい、事後報告を受けるということで事足ります。

特に後者のように、現場に多くの裁量を委ねることで、①チームにスピード感を生み出せることと、②メンバー一人ひとりの意識をプロダクトのアウトプット(出力)ではなく、アウトカム(成果)に向けやすいというのが最大のメリットではないかと思っています。

エンジニアとしてのキャリアパス

今のポジションが、自分自身にとって本当に理想の働き方かどうか、この記事の執筆を機会に考えてみましたが、結局のところ、この働き方はアリだという結論に至りました。

それは、エンジニアというバックグラウンドがあるからこそ、力を発揮できる役割であり、そして何より、担当プロダクトの成果に誰よりもコミットできるのは、間違いなく私だと思うからです。そういった意味で、LIFULLにおけるプロダクトマネージャーとしてのキャリアパスをさらに切り開いていきたいと改めて感じました。

『INSPIRED』にもこういう一節があります。

プロダクトマネージャーこそが製品の成功に責任を持ち、説明責任を負う人だと考えるのである。 製品が成功するのは、開発チームの全員がすべきことをしたからである。だが製品が失敗したとき、責任はプロダクトマネージャーにある。 *1

※ 誤解のないように補足しますが、プロダクトマネージャーの中には、エンジニアに限らず様々なバックグラウンドを有し、私なんか足元にも及ばないくらいすごい実績のある方々も存在すると思います。ただし、エンジニアと直接深いやり取りができるというのは、大きなアドバンテージだと思うのです。

キャリアとしっかり向き合える環境

そして私自身、LIFULLだからこそ、次なるキャリアとしっかり向き合うことができていると感じています。

LIFULLでは、半年に一度、部署異動・職種変更を申告する『キャリア選択制度』というものがあり、社員の新しい挑戦や成長を支援しています。また2019年から、業務時間の10%を使って、他部門の仕事に挑戦できる社内兼業制度『キャリフル』を開始しています。キャリフルについての詳しい説明はこちらをご覧ください。

副業・兼業が当たり前の時代、私たちは社内兼業制度「キャリフル」を活用する。|LIFULL公式note

今回の記事を通して、LIFULLのエンジニアとして、こういうキャリアパスもあるよということを知ってもらえれば何よりです。

最後に、LIFULLではメンバーを募集しております。カジュアル面談もありますので、ご興味ある方は是非お話しましょう!

hrmos.co