LIFULL Creators Blog

「株式会社LIFULL(ライフル)」の社員によるブログです。

Ltech#15 未来の体験をつくるLIFULL LABの取り組み ~ LIFULLのR&D部門とは ~ 開催レポート

こんにちは。Ltech運営チームの市来です。 今回は、2021年3月31日(水)に開催した『Ltech#15 未来の体験をつくるLIFULL Labの取り組み ~ LIFULLのR&D部門とは ~』についてレポートします。

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Ltechとは

Ltech(エルテック)とは、LIFULLがお送りする、技術欲をFULLにするイベントです。特定の技術に偏らず、様々な技術の話を展開しています。

未来の体験をつくるLIFULL Labの取り組み ~ LIFULLのR&D部門とは ~

Ltech#15のテーマは、LIFULLのR&D部門である『LIFULL Lab』の取り組みについてです!

LIFULL Labでは、社会における既成概念、人々の固定概念を壊し、「あらゆるLIFEを、FULLに。」する研究・企画・開発を行い、世界を変えるような未来の体験をつくる取り組みを行っています。

今回はLIFULLのR&D部門である LIFULL Labの方々にこれまでの事例やいま取り組んでいる内容について語っていただきます!

それでは各発表のレポートです。

「ありえるかもしれない未来」をR&DするLIFULL Lab

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最初の発表は、「Well-beingな暮らし」の実現を目指し、社会課題解決に向けたResearch&Designを行うLIFULL Labの活動方針や研究領域や取り組みなどについてご紹介です。

LIFULL Labでは、外部パートナーとオープンイノベーションで「体験できる」状態まで実装するということで R&Dの「D」意味としては「Development」はなく「Design」であるというのが印象的でした。

また、現在進行中のプロジェクトとして紹介された下記プロジェクトはどれもワクワクするものばかりでした。 現在絶賛R&D中のWell-being Cityについても近々公開できるかも!?ということで、とても楽しみです!

  • VR空間上で「したい暮らし」を見つける体験のプロトタイプ『空飛ぶホームズくん
  • ユーザのTwitterの投稿を解析し、自分に足りていない感情に出会える場所を推薦するサービス『LIFE WILL
  • 絶賛R&D中の「Well-beingになれる街」のあり方とその指標を探索するプロジェクト
  • 食による社会課題解決と持続可能な社会を目指すプロジェクト『Earth Cuisine

上記の「空飛ぶホームズくん」と「LIFE WILL」については、この後のセッションで深堀していきます!

Well-beingを測る「LIFE WILL」開発の舞台裏

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続いて、ユーザのTwitterの投稿を解析し、自分に足りていない感情に出会える場所を推薦するサービス『LIFE WILL』についてのお話です。 Twitterの直近200件の投稿から感情分析し、ポジティブな感情だけではなくネガティブな感情にも触れることでよりWell-beingになるという考え方(感情の多様性=Emodiversity)で、 分析した結果、よりWell-beingになるための場所や街、物件情報を全国1800の市町村からレコメンドしてくれるサービスとなってます。

「ラッセンの円環モデル」を参考にLIFULL独自の感情モデルを作ったり、分析結果がネガティブな印象になりすぎないように感情のオノマトペ化やキャラクター化を行ったり、どのように作り上げていったのかを知ることができとても面白い内容でした。

今後の課題としては、現在ユーザの感情分析はTwitterのみで、街の感情分析はアメブロ・はてなブログのみなので、その他のテキストデータも分析に使えないか探索していくとのことでした。 分析するテキストデータが増えることにより、さらにユーザや街の感情が精緻化されそうなので楽しみです。

ちなみに私のTwitterアカウントで試したところ、一番強い感情は「ツンツン」で一番弱い感情は「モヤモヤ」と結果が出てきて、自分では把握していない感情を知ることができました! みなさんも是非おためしください。

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ニオイセンサで探索する街の新たな指標

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続いて、街のニオイも居住先を決める際の新たな指標になるのではないかという仮説を思索しているお話です。 街には特有のニオイがあり、プルースト効果によって懐かしいと感じるのではないかという仮説をもとに、ニオイセンサを用いて街のニオイを検証している内容となります。

ニオイセンサのメーカーに、街のニオイのサンプルとして街の空気を入れた袋を段ボールに入れてメーカーに送った話は面白かったです(笑)

センサメーカーからは、「街によってニオイの主成分が変わることが分かり、街のニオイの判別できる可能性がある」という回答をもらったとのことで、細谷さんにて実際に計測し可視化するためのアプリを開発したり、自転車にセンサをつけて街中を走ったりなど、技術力・実行力共に高くカッコいいと思いながら聞き入ってました。

課題としては、現状ニオイの基準点を整備できていなかったり、気象条件によって左右されないようにしたり、サンプルがまだ足りないなど、まだまだ仮設の段階とのことでした。

ニオイの感じ方は人それぞれ違うと思いますが、数値化されることで科学的に同じニオイかどうかわかるのはとても興味深い内容でした。 このニオイのR&Dが進んでいくと、街のニオイが住まい探しを行う上で新たな検索軸になりそうですね!

「空飛ぶホームズくん」を実現するVR技術

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最後に、VR空間上で新たな住まい探しを体験する「空飛ぶホームズくん」についてのお話です。 「空飛ぶホームズくん」はVR空間上に再現された街を飛び回りながら物件探しを行うことができます。

VRに初めて触れるユーザでもVR酔いしないような操作や移動速度などを試行錯誤したり、操作で迷わないようにかなりシンプルな操作となるように設計したりなど、ユーザに寄り添ったものになっているなぁと感じました。

VR上に再現しているミラーワールドにはゼンリン3DマップやGoogleMapが使用されていますが、つい先日公開された「PLATEAU」を用いることができるかについても調査しているとのことでした。

VRで物件探しができるようになることで、遠く離れた場所の物件でも手軽に見れるようになるので、もっと広めていきたいですね!

アフタートーク

各セッションが終わった後、登壇者全員でざっくばらんにアフタートークをしました!

LIFULL Labで扱うテーマはどのように決めているのかについてや街のニオイの収集を手伝いたいなど、参加していただいた方々とゆる~く雑談を行いました。

PLATEAUなどのオープンデータも続々と出ているとのことで、VR界隈が広く普及して身近なものになっていければなと感じました。

最後に

Ltech では、LIFULLエンジニアが中心となって皆様の技術欲を満たすよう実例を交えた勉強会を開催しています。 今後もLtechを積極的に開催していきますので、 ぜひ気になった方は、connpassでLIFULLのメンバー登録をよろしくお願いします!

lifull.connpass.com