こんにちは、エンジニアの中島です。
この記事は2024年8月のLIFULL社でのアクセシビリティ改善およびやっていき活動の報告です。
この活動報告は月次で出すかもしれないし出さないかもしれないくらいの温度感で運用されています。
目次
サービス改善
本期間中の改善取り組みのターゲットはLIFULL HOME'S 賃貸・流通マネージャーサイトです。
こちらはLIFULL HOME'Sをご利用いただいている会員様(不動産会社様)が、物件を掲載する際にお使いになる管理画面になります。
諸事情で発表できないものもありますが公開可能な取り組みを紹介させていただきます。
賃貸物件登録画面の各コントロール・グループへの名前設定
賃貸物件登録画面には物件情報を入力するためのフォームがありますが、その中には名前の設定されていないコントロールや、名前は設定されているものの文脈が不明瞭なラジオボタン・チェックボックスを含んだグループなどがありました。
これらのコントロール・及びグループに適切な名前を設定し、支援技術ユーザーにとってもコントロールの目的が理解しやすいように修正を行いました。
取扱物件一覧ページの詳細条件設定ダイアログ内のコントロールの名前設定
不動産会社様がLIFULL HOME'Sに掲載しようと登録した物件の一覧ページには、確認したい物件を絞り込むための検索フォームが設定されていますが、より詳細な条件設定を行えるダイアログが存在しています。
このダイアログ内の各コントロールも名前が未設定のものが多くありましたので適切な名前を指定する修正を行いました。
育成・啓発の取り組み
WCAG輪読会
アクセシビリティやっていき勢向けにWCAGの輪読会を隔週で行っています。
本期間中は8月22日に行われました。
範囲は達成基準1.4.4〜1.4.5です。
アクセシビリティ1on1
本期間中は先月と同じくフロントエンドエンジニア6人、デザイナー1人に対して行いました。
内容はWCAGの解説、APG(aria authoring practices)の解説、coga-usableの解説、実際のアプリケーション開発時でのアクセシビリティ配慮に関する相談などが主なものとなります。
お知らせ
LIFULLではともに成長していける仲間を募集しています。よろしければこちらのページもご覧ください。