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LIFULL Creators Blog

「株式会社LIFULL(ライフル)」の社員によるブログです。

Androidアプリ宣伝用画像のA/Bテストを通して学ぶものづくり

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こんにちは、新卒デザイナーの五十嵐です。
私はアプリチームに配属になり、主にアプリのストア内の画像・動画や集客バナーの制作をしています。
何事にも根拠が必要ということを学びながら、日々ものづくりライフに励んでおります。
今回は、私が携わったAndroidアプリの宣伝用画像におけるA/Bテストについてお話したいと思います。

 

そもそもAndroidアプリの宣伝用画像とは

Androidアプリの宣伝用画像とは、下記の画像のオレンジの部分です。
はじめにユーザの目に止まり、おもてなしする部分になりますね。

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A/Bテストを行う目的など

Androidアプリの宣伝用画像はアプリの説明を視覚的に行い、ユーザーを引き付けるのに効果の高いツールです。

つまり、訴求性の高い画像であれば、アプリのインストール数が増えると考えられます。

そこで今回は、元々のAndroidアプリの宣伝用画像と、より訴求性が高いと考えて制作した画像とでA/Bテストを行い、どの画像が一番インストール数が多いかを検証しました。

目的:インストール数を増やす
検証:宣伝用画像のクリエイティブを数パターン制作して比較する
手段:A/Bテスト
ターゲット:20代後半〜30代の女性

1回目のA/Bテスト

まず最初に、以下のことを考えてみてください。

あなたは20代後半〜30代の女性でお部屋を探しています。住まい探しアプリをインストールして、部屋を探そうと思い、Google Playで検索してHOME'Sというアプリを見つけました。

3つの画像のうち、どれが「インストールしてみよう!」という気持ちになりますか?

 

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■結果

上記の3パターンの画像でA/Bテストを行った結果、一番アプリのインストール数が多かったのは...

Bパターンの「間取り画像を追加して、住まい探しアプリのイメージを強く訴求したパターン」でした!!!!!

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■考察

Bパターンが一番アプリのインストール数が多かったことにより、 間取り図をいれると元々のAndroidアプリの宣伝用画像よりも、住み替え後のイメージがわきやすくなると考えられます。

また、今回は20代後半の女性をターゲットと考えていたので、

  • 女性向けに訴求するから、間取りに独立洗面台を作ろう
  • 年齢的にも同棲を考えた人が多そう=2LDKにしよう

といった2点の要素を間取り図に取り入れたことも、ターゲットに住み替えをイメージさせるのに役立ったのではないかと考えています。

2回目のA/Bテスト

1回目のA/Bテストの結果と考察を踏まえ、2回目のA/Bテストを行うことになりました。

2回目では、1回目のA/Bテストで一番インストール数が多かったBパターンと、カップルに強く訴求したパターンとで、どちらの画像が一番インストール数が多いかを検証しました。

■カップル訴求の理由

集客バナーでは、カップル訴求バナーの効果が高いという結果がありました。
よって、ターゲットの年齢的にも同棲を考えた人が多いのではないかと考え、実際にソファに座っているカップルを見ることで、強く訴求できるはずという仮説を立てました。

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■結果

上記の2パターンの画像でA/Bテストを行った結果...

ほぼ同じという結果でした!!!!!

■考察

結果がほぼ同じだった、直接的な要因はわからないのですが、カップルのイメージが強すぎたのではないかということが考えられます。
そのため物件探しのイメージから乖離していると感じられてしまい、効果がイマイチだったのかと思います。
部屋全体が映り、風景としてカップルがいるくらいの写真にすると、効果が出たのかもしれません。

まとめ

A/Bテストを通して思ったこと、学んだことをまとめます。

  • Google PlayではA/Bテストの環境が整っているのでやるべき
  • デザイナーは制作物のどんな要素に対しても根拠をもって制作しなければならない
  • いままでの数値やターゲットを狙ったクリエイティブに仮説を立てて検証をする

テスト環境が整っており、何がインストールの要因になるのかを考えるのも楽しいので、ぜひ検討してみてください!

最後に

あたかもたんたんと制作したような記述ですが、実は完成するまで何回も修正を経て上記のアウトプットになりました。
間取りを一つ作るのにも、当初はお仕置き部屋(ドアのない部屋)を作ったり、驚くほどコンパクトなお風呂の間取りを作ったりしていました。

チェックやアドバイスをもらって初めて、「確かにこんな間取り住みたくない!」と気づくくらい、ミスを見過ごすことが多かったです。
その度にセルフチェックリストに書き込んで、見直してを繰り返しては、「自分のデザインに対して客観的に見る習慣や視野を養わないと」と思う日々ばかりでした。

次回は、より効果が出る仮説と細部まで拘ったクリエイティブのものを作りたいと思います。気になる方はGoogle Playを見に来ていただけると嬉しいです。

スマートフォンでご覧いただけると、宣伝用画像がみられます!
play.google.com
以上です。ではでは。