LIFULL Creators Blog

LIFULL Creators Blogとは、株式会社LIFULLの社員が記事を共有するブログです。自分の役立つ経験や知識を広めることで世界をもっとFULLにしていきます。

【スライド公開】「とても良いプロジェクトだった」と思われたい!ネクスト大学制度で、「はじめての外注ゼミ」開講しました!

はろーはろー!チバです。 今回は、「ネクスト大学」制度を用いて開講された「はじめての外注ゼミ」の内容をお送りします。

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全4回の題目

  • 第1回 - 目的にあった外注パートナーの探し方
  • 第2回 - PMBOKの基礎と外注制作の体験談
  • 第3回 - TiDD(チケット駆動開発)の手法、思想とプランニングポーカー
  • 第4回 - ツールの選定眼を鍛えよう

ゼミの中で使った、2015年6月〜9月期間の全4回に渡るスライドも公開したので、是非ご覧ください╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ

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スマホアプリバグを駆逐しろ! - (書評)Software Test Attacks to Break Mobile and Embedded Devices -

f:id:nextdeveloper:20160302143810j:plainみなさん。テストしてますか?

こんにちは。HOME'SでQAをしている池之上と申します。 私が所属しているQAグループでは、テストに関する海外の出版物を積極的に読むように心がけています。 その中でもとても良い書籍に出会ったので、ご紹介したいと思います。

書籍概要

Jon D. Hagar著 : Software Test Attacks to Break Mobile and Embedded Devices

Software Test Attacks to Break Mobile and Embedded Devices (Chapman & Hall/CRC Innovations in Software Engineering and Software Development Series)

Software Test Attacks to Break Mobile and Embedded Devices (Chapman & Hall/CRC Innovations in Software Engineering and Software Development Series)

著者サイト : https://breakingembeddedsoftware.wordpress.com/

組み込みデバイスのテストに関する著者の30年以上にわたる経験の集大成。携帯・組み込み端末のテストに関わる人々のための書籍です。 バグやエラーを見つけるための攻め口(Attack)が30以上紹介されています。 扱うテストは、ホワイトボックステストからブラックボックステスト、さらには非機能要件(UX・パフォーマンス・セキュリティ等)に関わる部分まで多岐に渡り、 携帯・組み込み端末に必要なテストが幅広く網羅されています。 各Attack毎に、概要、何を、いつ、どこで、誰が、どうやってテストすればいいのかについて一つ一つ丁寧に説明され、 加えて、テストラボの構成や有用なツールについても豊富に紹介されています。 設計から実施まで必要な情報をカバーし、丁寧に説明した、携帯・組み込み端末のテストの教科書的位置づけの書籍です。

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ディープラーニングであり得そうな間取り画像を生成させてみる

こんにちは。おうちハッカー@リッテルラボラトリーの石田です。

今日は、HOME'Sで大量に保持している間取り画像を使って、ディープラーニングの手法の一つであるDCGANを使い、あり得そうな間取りを生成させてみました。

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HOME'Sロゴの話

f:id:homes_designers:20160121172953p:plainこんにちは。HOME'Sブランドチームの田中です。

2015年12月15日を皮切りに、HOME'Sの各サービス上でひっそりと差し変わったものがあります。HOME'Sロゴです。

HOME'Sロゴは、これまでもレッドからオレンジになったり、線が微妙に変わったりとマイナーチェンジはありましたが、今回の変更でロゴの見栄えはがらりと変わりました。

ポイントは「小判が取れた」ことと「文字が変わった」ことです。

今日はそんな新しいHOME'Sロゴの経緯についてお話させていただきます。

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Windowsで仕事することになったMac派のWeb制作者が初日に入れるべき7個のソフト・環境設定

f:id:homes_designers:20151230141531p:plainこんにちは。
Apple Watchの代わりにチープカシオを買ったWebデザイナーのアズマです。

今は職場でMacBook Proを使っていますが、去年はWindowsマシンで仕事をしていました。学生時代からMacを使っていた身としては、MacとWindowsの微妙な挙動や設定の違いに戸惑うこともありました。

1年かけてWindowsをできるだけ便利に使えるようソフト・環境設定をカスタムしていきましたが、
最初にMacからWindowsに乗り換える場合の記事を探そうと思って検索しても、WindowsからMacへの乗り換えについての記事ばかり出てきて困った覚えがあります。
そこで今回は、Mac派の僕がWindowsでもなるべく違和感なく、快適にお仕事ができるように導入したソフト・環境設定を紹介しようと思います。
(今回紹介するソフトは全てWindows7 64bitで使用していました)

Macは、Apple Inc.の商標です。
Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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「HOME'Sデータセット」に高精細度の間取り図画像データを追加しました

こんにちは、リッテルラボラトリーの清田です。

2015年11月に提供開始した「HOME'Sデータセット」には、おかげさまで多くの研究者の方々からお申し込みをいただいており、すでに20以上の大学の研究室・研究機関にご提供しております。

このたび、「HOME'Sデータセット」に高精細度版の間取り図画像データ(約515万点)を追加しました。間取り図は、物件スペックデータ(面積、部屋数など)だけではわからない住まいの使い勝手の判断材料の一つとして、多くの住まい探しユーザーに利用されています。住まい探しに新たなイノベーションをもたらすような研究に活用されることを期待しています!

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「HOME'Sデータセット」への期待・要望

「HOME'Sデータセット」には多くの方々からお申し込みやお問い合わせをいただいておりますが、なかでも約8300万点の物件画像データには、deep learningなど最先端の画像処理アルゴリズムの研究資源として関心をお寄せいただいています。

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デザイナーが職場で「昼寝」するべき理由と、それを可能にする4つの心得 または、私は如何にして心配するのを止めて枕を職場に持ち込むようになったか

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こんにちは。ウェッブデザイナーのアズマです。
皆さん、会社で昼寝してますか?僕は毎日してます。

待ってください。会社のお問い合わせフォームに苦情を書き込む前にちょっと聞いてください。昼寝といっても10〜15分程度のものです。

でも、その昼寝に踏み切れず、眠気にひたすら耐えてつらい思いをしている人もいるのではないでしょうか。
そんな人のために、HOME'Sの「昼寝大使」として、今回は職場での昼寝のメリットと、それを可能にする方法をお伝えしたいと思います。 ====

会社で昼寝をするべき理由

1. 頭をリセットすることで創造性が回復する

デザイナーのみならず、およそ机について働く人の仕事は「考えること」です。ボタンの見た目を考えるにしても、サービスの構造を考えるにしても、思考や判断には精神的なエネルギーが必要不可欠です。
「タバコを吸う」「散歩に行く」「座禅を組む」「踊る」など、人によって様々な回復方法がありますが、中でも最も手軽で即効性の高いのが「昼寝」と言えるのではないでしょうか。

ちなみにクリエイティブなアイデアと高いクオリティでお馴染み、面白法人カヤックの柳澤代表は眠くなったら即座に床で寝ているそうです。この昼寝に対する貪欲な姿勢、スピード感がクリエイティビティの源泉なのかもしれません。

2. 眠気を我慢しても効率は下がる一方

襲い来る眠気を我慢して作業を続けようとして、手元が狂って同じところを何度もアンドゥして、作業は進んでないのに時間だけが過ぎていた、ということはありませんか? その分昼寝していればよかったのではないでしょうか。

デザインは緻密な作業です。エネルギーの大半を「頑張って起きておくこと」に費やすような状況で仕事ができるでしょうか。
睡魔に襲われて最悪のコンディションで1時間頑張るか、10分昼寝して全回復してから50分頑張るか。答えは自ずと明らかです。
極論すれば「起きてる時間が無駄」です。

3. 厚生労働省とNASAも認めている

厚生労働省による「健康づくりのための睡眠指針2014」でも、「午後の早い時刻に 30 分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的」とあります。
そりゃしょうがない。国が認めてるんじゃしょうがないですよ。国には逆らえない。

また、コーネル大学の社会心理学者であったジェームス・マースにより提唱された「パワーナップ」(15〜30分の短い昼寝)はアメリカの企業で広まっており、高度な思考や判断を要するエグゼクティブ層を中心に浸透しているそうです。
NASAでも昼寝の効果は研究されており、26分の眠りがパフォーマンスを34%向上させるとしています。
NASAならしょうがない。NASAが認めてるんじゃしょうがないですよ。

会社で昼寝をするための心得

1. 堂々と、かつさりげなく

昼寝に対して罪悪感を感じる必要はありません。自分が正しいと信じたことを実行するのみです。弊社のガイドラインにも「自ら動く、自ら変える」とあります。昼寝に対する社内の認識を自ら変えてやるぐらいの気持ちで寝ましょう。
とはいえ口に出して「それじゃ僕寝ますんで!」と言われると「なんだこいつ」となることは必定。ここではさりげなさが大事です。

トイレに行くときのようにさりげなく席を立ち、お気に入りの休憩スペースに向かいましょう。猫は死に際になるとフッと姿を消すといいますが、イメージとしてはアレです。

そして昼寝後は何事もなかったかのように席に戻り、仕事の続きに取りかかりましょう。僕クラスのヒルニスト(昼寝をする人)になれば息を吸うように昼寝できますが、最初のうちは踏ん切りがつかないと思いますので、心の中で「寝るのも仕事のうち」とつぶやくのが効果的です。

ちなみに弊社では最近、休憩スペースをオシャレにDIYしたので、オシャレな気持ちで昼寝をすることができます。
www.homes.co.jp

 

2. 「10分で起きる」と周囲に明示する

人によって回復できる時間が違うのかもしれませんが、慣れれば10分でもしっかり目が覚めます。30分以上の昼寝は逆効果という研究もあるので、くれぐれも昼寝は10〜20分程度に抑えておきましょう。

そうなればスマホのタイマーなどを仕掛けて確実に10分で起きるのはもちろんのこと、周囲に対するさりげないアピール&エクスキューズも重要です。そこで僕はこんな物を作りました。
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この紙を印刷して社員証の後ろなどに挟み、机にうつぶせて寝るときには背中に回します。これで通りがかりの人に「こいつ、いつから寝てるんだろう…」と思われずに済みます。
また、昼寝のことをPower Napと呼ぶことでなんとなく公認っぽさを出し、後ろめたさを払拭する効果があります。皆さんも印刷してお使いください。
(印刷用ファイルはこちら)

3. アイマスク・耳栓は常備

これは10分間の眠りの質に関わる重要なことです。貴重な眠りの質を蛍光灯の光や周囲の声で下げるわけにはいきません。100均のペラペラのものじゃなく、多少高くても良い物を使いましょう。昼寝に対する意識が高まります。

僕のおすすめはDream Essentialsの立体型アイマスクと、軍用でも使われるMOLDEXのCAMO PLUGSです。
耳栓に関しては人によって好みの差があるので、最初にお試しパックを買ってみて一番しっくりくる耳栓を見つけましょう。

より快適な昼寝環境を構築するため、僕はポータブルの枕を持ち込んで使っています。無印の「人がダメになるソファ」のミニバージョン、ネッククッションがおすすめです。
http://sleep.muji.net/ja/

4. 眠る前にコーヒーを一口飲む

「コーヒーなんて飲んだら眠れなくなっちゃうじゃないか!」とお思いかもしれませんが、カフェインが効果を発揮し始めるのは、摂取後30分経ってからとされています。
昼寝の前に飲むとちょうど起きた頃にカフェインが効いてきて、頭がスッキリする効果が高まります。


いかがでしたでしょうか?あんまりデザイナー関係なかったですね。反省してます。

そろそろ「昼寝したい!毎日したい!」という気持ちになってきたのではないでしょうか?
働くときは全力で働き、寝るときは全力で寝る。そんな真のプロフェッショナルを目指して、レッツ昼寝!

(本記事の内容に基づいて被ったいかなる被害についても、当方は責任を負いかねます)