LIFULL Creators Blog

「株式会社LIFULL(ライフル)」の社員によるブログです。

LIFULL HOME'SにおけるLINE活用 #2 LINEで新着物件通知を受け取る

こんにちは。 プロダクトエンジニアリング部の吉永です。

本日はLIFULL HOME'S におけるLINEを活用した施策「LINEで新着物件通知を受け取る」について機能改善を行ったプロセスとリリース内容について紹介したいと思います。

プロジェクトメンバーが以前投稿した下記記事も一緒にご覧いただけると幸いです。

www.lifull.blog

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アジェンダ

LINEで新着物件通知を受け取るとは

LIFULL HOME'SにおけるLINE活用 #1 LINEで新着物件通知を受け取るの再掲にはなりますが、改めて本機能についてご紹介いたします。

その名前のとおり、毎日決まった時間に希望に沿った新着物件をLINEでお知らせしてくれる機能になります。

新着物件を受取るまでのフローを簡易的にあらわすと下記のようになります。

  1. LIFULL HOME'Sで任意の条件で物件を検索する。
  2. 検索結果画面から「LINEで受取る」ボタンを押す。
  3. LIFULL HOME'S公式LINEアカウントを友達登録する。
  4. 翌日以降に、登録した検索条件に合致した新着物件情報がLINEで通知されるようになる。

※LINEで受取るまでの詳細なフローについてはこちらのページをご参照ください。

また、開発に携わったエンジニアとして、個人的に新着物件通知機能で良いなと思っている点を紹介すると下記3点になります。

  • 希望条件を決めて、新着情報受け取り設定をしておけば、自分からサイトを見に行かなくても新着物件情報を通知してくれる。
  • 通知情報である程度の概要情報(賃料、所在地、最寄り駅からの徒歩分数など)が把握できるので、本当に気になった物件のみをサイトに見に行けば良い。
  • 普段から使い慣れているLINEアプリでこれらの有益な情報を受取れる。

この機能を開発すると決まった際に、ちょうど自分も住み替えを検討していたので、素直に「この機能使いたいな、欲しいな」と思ったことを覚えています。

どのような機能改善を行ったのか

新着情報受け取り設定の延長機能

初期リリースでは新着情報受け取り設定を行ってから、30日後には自動で新着情報の配信が停止される仕様でした。

よって、31日目以降も新着情報を受け取る為には、物件の検索画面上からもう一度新着情報受け取り設定を行う必要がありました。

今回自動で停止する仕様はそのままなのですが、自動で配信が停止されていることに気づいていない方もいるであろうということから、29日目に「明日で配信が停止しますが、引き続き配信を受取りますか?」というお知らせとともに、LINEトーク画面上から手軽に延長を行えるボタンを配信し、利用者が簡単に配信受け取りを延長できる機能を追加しました。

同一物件情報を繰り返し送らないようにする

初期リリースでは、配信受け取り設定後、登録した希望条件で検索した結果から1週間以内に登録された物件情報の新着順からLINEで新着通知メッセージを送っていましたが、希望条件によっては検索結果が少なく、毎日同じような情報が送られてきてしまう方も一部いました。

今回はこちらの改善をする為に、一度通知した物件情報は繰り返し送らないようにして、LINEで通知が来た時の「また同じ情報か...」というがっかり体験を無くすようにしました。

同じ日に同じ建物の部屋情報を送らないようにする

上記の改良と合わせ、なるべく受け取る情報が有益なものになるように、同じ建物の部屋情報を同一日には通知しないようにしました。

物件によっては同じ建物の別々の部屋が同時に空き部屋として登録されることもあり、初期リリースでは通知されるメッセージの物件1件目が101号室、2件目が201号室などのように同じ建物の別の部屋が並ぶことがあったので、なるべく多くの物件情報を新着情報として届けたいとのことから、この機能を追加しました。

物件情報で表示する情報を追加

初期リリースでは、物件名、所在地、最寄り駅までの徒歩分数、賃料、物件画像などをLINEで通知していました。

今回の改修で、物件が持っているこだわり条件(2階以上、角部屋など)合致情報を元に、こだわり条件をカテゴライズした情報を表示するようにしました。

例えば、新着通知としてお知らせする物件が「2階以上」もしくは「南向き」などのこだわり条件と合致している場合には日当たりを良くしたいというカテゴリ情報をテキストで、物件情報と合わせて表示するようにしました。

登録した希望条件に加えて、こだわり条件を分かりやすく伝える情報も同時に見せることで、物件を決める際の判断材料の一つになればいいなと思い、この機能を追加しました。

機能改善に至るまでのプロセス

続いて、上記の機能を実際に開発するまでにどのようなプロセスを経たのかについて紹介したいと思います。

初期リリース直後

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まずは初期リリース後に開発に携わったステークホルダーでKPTを用いた振り返り会を開催しました。

振り返り会の内容は、プロジェクト進行において良かったこと、悪かったこと、次回トライしてみたいことに着目しての振り返り会だったので、具体的に機能改善したいことについての言及はあまりありませんでした。

初期リリースから1か月後

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このプロジェクトに直接的に関わった、関わっていないに限らず、プランナー、デザイナー、エンジニアでオンラインホワイトボードツールを用いての機能改善案のブレストを実施しました。

ブレストでは改修にかかる工数や、実現可能性についての考慮はせず、ひとまず各々が、こんな風になった方が良いよなと思う機能を次々と上げ、それぞれのアイディアをグルーピングするところまでを行いました。

初期リリースから1か月半後

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ブレストで出たアイディアの具体的な実現案や、UX向上の為の改善案などをプランナーとエンジニアで出しあい、おおよその改修イメージを皆で共有しました。

また、開発工数についてもチーム内のエンジニア間で認識を統一したかったので、プランニングポーカーを行い、おおよその開発工数イメージの共有をプランナーとエンジニア間で行いました。

初期リリースから2か月後

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プランナー側で、利用者アンケートでいただいたご意見やプランニングポーカーで算出されたポイントを元に改修案の優先度付けを行い、今回の機能改修を実施しました。

まとめ

今回は「LINEで新着物件通知を受け取る」機能と、LIFULL内でどのような流れで機能改善を行っているのかについて紹介させていただきました。

機能改善するまでのプロセスについてはプロジェクトやチーム毎に異なるので、この方法がLIFULLのスタンダードというわけではないのですが、社内で一つだけ共通していることがあるとすれば、我々は職種に関わらず常に利用者目線で物事を捉え、自分ごと化して考えるようにしているという点だと思います。

LIFULLの経営理念である 常に革進することで、より多くの人々が心からの「安心」と「喜び」を得られる社会の仕組みを創る を実現する為に、私たちはLINEに限らずあらゆるチャネルを通じて感動体験を創出できるように日々プロダクト改善に取り組んでいます!

「LINEで新着物件通知を受け取る」機能についても、今後更に機能改良していくつもりですので、アップデート情報を楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

最後に、LIFULLでは共に成長できるような仲間を募っています。

よろしければこちらのページもご覧ください。

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