LIFULL Creators Blog

LIFULL Creators Blogとは、株式会社LIFULLの社員が記事を共有するブログです。自分の役立つ経験や知識を広めることで世界をもっとFULLにしていきます。

AWS re:Invent 2017 初参加レポート GameDay編

こんばんは。磯野です。 先日に引き続き、GameDayに参加してきましたので、その結果報告をしたいと思います。

GameDayとは?

ある企業のサービスを極端なリクエストの増減に対応しつつ、要求を満たすように改善し、得点を競うハッカソンです。

詳しくはこちら reinvent.awsevents.com

また、GameDayを成功させるためのTipsも上がっていますので、ぜひ参照してみてください。 aws.amazon.com

実際のところre:Inventのセッション申し込み開始時点では全く興味がなかったのですが、日本からのre:Invent参加者向けプレイベントでお会いした方に参加を勧められ、悩んだ結果現地でしかできないことをすべきという結論に達し申し込みをしました。

その際、一緒に行く予定の鈴木にGameDay参加を焚きつけられたりしたわけですが、そんな鈴木もGameDayに参加してくれたのは本人の記事にある通りです。

入場まで

re:Invent会場で提供される朝食が6:00-8:00ということもあり、6時半起床、7時過ぎにはホテルを出ました。 朝食の内容は鈴木の記事にあると思うので、特に書きませんがマフィンなどを美味しくいただきました。

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そのあと8時半くらいにGameDayの会場についたのですが、マフィンやコーヒーなど軽食が用意されており、無理に早起きして朝食に行く必要もなさそうです。

入場から着席まで

入場時に自分のスキルを確認され、そのスキルにしたがってテーブル番号を指定されます。

英語についての不安もあり、覚悟して行ったのですが、テーブルの4人のうち3人が日本人という、アウェー感の全くないチーム構成でした。 周りを見回すと、全部で60チーム程度あり、日本人らしき顔がちらほら、少なくとも1割くらいはいたのではないかなと思います。

説明開始の10時まで時間があったので、軽く自己紹介をし、Slackのチーム/GitHubのOrg.を作って開始を待ちました。

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内容

GameDayの内容について細かく書くことは避けますが、ユニコーンレンタル社の危機をAWSの色々なサービスを使って解決して行くことがミッションです。 それぞれ、時間の経過や前問の回答とともに少しずつオープンされるので、次々と新しい問題起こる、本番さながらのシチュエーションです。

説明にもある通り色々な問題があり、詳しい情報がない中、サービスを継続し、問題を見つけ、いかに解決いていくかというのが焦点になります。

良かった点

最初にSlackのチーム/GitHubのOrg.を作ったところ

開始前のテーブルに集まった段階で提案していただき対応できたので、その後の動きが楽になりました

ノートを持って行ったこと

英語が伝わらなくても、図に書けば伝わる!という思いから nu board を持って行きました。 2ページしか使わなかったので、ただのノートでも全然良かったという気はしなくもないですが、図でのコミュニケーションは大事ですね。

反省点

開始直後のタスクの整理がたりなかった

まずはどんなことが必要で、何をするのか、というのを事前にチームで共有し一覧化すべきだったと感じています。 今回の内容に関しても、そこまで高度なスキルが必要なものが多いわけではなく、AWSの知識や今何をすべきか知っていることが重要だったと思うので、まずはみんなでタスクを文字として洗い出して、作業を分担すべきだったかもしれません

Get to know your team

8つのTipsの2番目です。チームのことを知ろう!ということで、自己紹介で軽く聞いたり話したりしましたが、 AWSのどのサービスが使えて、それ以外にどう行ったところに強いのか、弱いのかという話を一覧にしてもよかったなと思いました。 振り返ってみたときに、細かい何ができて何ができないのかをあまりしっかり把握できてなかったなと気づかされました。

タスクの整理と一緒で、得意な人に割り振ったりなどが簡単にできた

英語力

弊社は希望者がオンライン英会話を利用できるようになっており、それをやっていたことで多少なりとも助けになりました。 まだまだ自分の足りない点の自覚もできて来たので、何らかの形で継続して来年は英語怖い状態から卒業したいと思っています。

最終結果

開始時の説明で16時と言っていたのですが、スケジュール上は19時だったので悠長に構えていたらいきなり終了してしまいました。 その際、手をつけていた問題は解決できずにそのまま終了です。

順位はおそらく、21位です。 良くもなく悪くもなくですがみんな初参加と考えたら悪くない結果ですよね。 自分が足を引っ張らず貢献できていたら違う結果になったかもしれないと悔やまれます。 (個別の結果がまとめて発表されたわけではないので、最後に見た順位です。確実な数値ではないです。)

チームのみなさんありがとうございました。

優勝チームや上位のチームにはユニコーンのぬいぐるみが進呈されていました。 終わった後に前でもらっている人を見かけたので、行けばもらえたのかもしれません。

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結論

GameDayのようなものを社内でも開催できたら楽しい&AWSのスキル向上につながるなと考えています。 単純なハッカソンではなく事前に枠の用意された問題を協力して解決することでサービスのことをもっと知ることができます。

また、速くものを出して行く、今回あまりできませんでしたが、エラーやアクセスを監視するなどの視点にも繋げることができるのではないかと思います。

帰国したら、こういったハッカソンにはできるだけ参加したりしながら知見をためて、社内でも開催できるようにしていきます。

Adobe MAX Japan 2017に参加&登壇しました

f:id:LIFULL-tanakash:20171129224539j:plain こんにちは。田中です。

11/28に開催された、Adobe MAX Japan 2017に参加してきました!
そして、Adobe XDのセッションスピーカーとしても登壇させていただきました。

発表スライドもこの記事の最後に載せていますが、発表内容は今後別で記事でもまとめようと思います。本記事はAdobe MAX Japanのレポート寄りです。

Adobe MAX Japanとは

f:id:LIFULL-tanakash:20171130141804j:plain Adobe社主催のイベントで、新製品や新機能の発表、Adobe製品担当者やゲストスピーカーによるAdobe製品にまつわる数多くのセッション、ワークショップの開催、協賛企業各社の展示、大規模なBEER BASHなど、まさにフェスのような一大イベントです。

10月に開催された米国の「Adobe MAX」では、晴れてメジャーバージョンとなったAdobe XD、人工知能「Adobe Sensei」等の新機能の発表が大いに盛り上がったそうですが、1ヶ月ほど跨いだ日本のAdobe MAX Japanでもこういった製品は注目の的だったようです。


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AWS re:Invent 2017 初参加レポート 番外編

エンジニアの磯野です。AWS re:Invent 2017 参加レポートを鈴木が公開していますが、自分も鉄は熱いうちにということで、レポートを書きたいと思います。

いきなりですが、まず行く前に気になっていたことや到着して気づいたことをまとめた番外編お送りします。 初日は長沢、鈴木と一緒に行動していたのですが、多少の感じたことの違いはありますし、個人的に6年ぶりのアメリカということであまり気にせずに記載します。

疑問1:日付変更線を跨いだ時にiPhoneのアクティビティはどうなるのか?

結果は1日が伸びる!でした。

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フライト当日(2017/11/26 00:00:00+0900 - 2017:11:27 00:00:00-0800)に41時間(24時間+時差17時間)中31時間もスタンドしたということで、スタンドの数値が大きすぎる気もしないでもないですが、1時間に1分立てばOKなので、気にしないことにします。

なお、帰りは逆になるため、-17時間によって連続達成記録が絶たれてしまうであろうことに戦々恐々(言い過ぎ)としてます。

疑問2:AT&TのSIMはauのSIMロック端末で使えるのか?

auならAT&TのSIMをそのまま使えるという話はいくつかのブログで見かけていたのですが、記事が少し前だったり、出たばかりのiPhoneXということで、多少の違いがあったのでドキドキしながらも検証してみました。 (通話ができないとイベント中の緊急連絡などに困りそうだったので、一応SIMロック解除済みのiPhone6S Plusも持ってきています)

結果は使える!でした。

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通常であればSIM差し替えの際にはアクティベーションが必要になるはずですが、その操作もいらずに差し替えただけですぐに使えるようになりました。

なお、APNプロファイルをiPhoneに設定している場合、消さないと接続できるようにならないので、みなさんご注意ください。 (一緒にSIMを購入した弊社CTOがそれで関係のない何度も再起動させられていました。)

また、SIMについて、今回はラスベガス・ストリップ沿いにあるショッピングモール内のAT&Tの露店で購入しました。 マッカラン空港のバッゲージクレーム周辺とタクシー乗り場に出る前の建物内に自販機がありますが、AT&Tではなかったので見送っています。 SIMフリーの場合にはそちらでの購入もいいかと思います。

感想1:遠い!本当に遠い

サンフランシスコやロサンゼルスではそこまで感じなかったのですが、ラスベガスは視覚から感じる距離と、実際の距離の違いが極端に大きくて、歩いても歩いてもつかない感が本当に強いです。

周りにある何もかもが、日本であったら1/3から1/2くらいのサイズなんじゃないかというくらい大きくて見た目での距離感と実際の距離の乖離が激しくなっているのかなと思っています。 (これはこの記事を書いている滞在2日目になっても慣れないです)

感想2:みんな本当に優しい

オンライン英会話をやるようになって4ヶ月くらい経過しました。できないなりに忘れていた記憶が蘇ってきて、多少はやりとりできるかなぁと思ってきてみたのですが、実際に対面で話してみると、想像以上にできなすぎてこれはダメだろというレベルになっています。

でも現地のみなさん(主に店員さんや各ブースの方、AWS内の案内担当の方)は仕事だということもあるとは思いますが、色々サポートしてもらえて助かっています。

明日はGameDay(re:Invent内のハッカソン)に参加予定なので、これはさらに不安ですがなんとか頑張ります。

明日以降は参加セッションの軽い共有とGameDayのことを書く予定です。書かなかったら察してください。

以上です。この内容が海外に慣れていない&英語に苦手意識がある方の心配を多少なりとも軽減できたら幸いです。ではあと何回か、よろしくお願いします。

AWS re:Invent 2017 参加レポート Day 0

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エンジニアの鈴木(健)(@szk3)です。11/27から12/1まで行われるAWSのカンファレンス re:Invent 2017に来ています

戻ってからゆっくりフィードバックするつもりでしたが、せっかくのこの雰囲気や熱を感じたままに伝えたくなり、 急遽、参加レポートを書くことにしました。

本記事はDay0ということで、日本を発ってから現地到着までの流れと、明日を本番に控えた会場の様子をまとめます。

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