こんにちは!LIFULLでLIFULL HOME'Sの開発を担当しているナガサキです。
先日RubyKaigi 2018に参加して来ました。この投稿では、RubyKaigiの様子や初めてカンファレンスに参加して感じたことを書いてみます。
まず、RubyKaigiについて簡単にご紹介します。 RubyKaigiは、毎年日本で開催されているRubyの国際カンファレンスです。 Rubyの生みの親のMatzさん(まつもとゆきひろさん)をはじめ、世界中のRubyistが会し講演します。 今年は宮城県仙台市の国際センターで開催され、公式発表によりますと、1000人以上参加したそうです。 rubykaigi.org
スポンサーブース
LIFULLは今回初めて、RubyKaigiのプラチナスポンサーをさせて頂きました。 (写真に写っているのは弊社の人事です。)
当日の会場では、スポンサーブース用に1部屋用意されており、各社がサービスの案内や、ノベルティの配布を行っていました。 私も1 Rubyistとして各社のブースにお邪魔させていただきましたが、素敵なノベルティをいただけたり、各社のRubyの活用事例を聞けたりと大変楽しませて頂きました。
講演
メインホールでは毎日朝一で基調講演が行われ、そのあと3会場で各講演が同時進行していました。 日本語・英語のセクションが半々という感じで、日本語から英語への翻訳機が貸し出されていました(逆はなし)。
私は大学院時代に国際学会に参加したことがあるのですが、ポスター発表がない以外はRubyKaigiもほとんど同じでした。 学会でもそうですが、普段なかなか触れることのない技術や知識を仕入れられるのが、カンファレンスならではの良さだと思います。 今回私は、Truffle Rubyやmrubyなど、CRuby以外について知見を得ることができ、大変刺激になりました。 詳細は下記公式サイトの動画を是非ご覧ください。
Parallel and Thread-Safe Ruby at High-Speed with TruffleRuby - RubyKaigi 2018
How happy they became with H2O/mruby, and the future of HTTP - RubyKaigi 2018
参加してみて
私が初めて参加して感じたことをまとめると、
- RubyKaigiのコンテンツは、Rubyの活用事例というより、Ruby自体をどうしていくかという内容
- 気づいてみれば当たり前なんですが、想像以上にコアな話が多かったです
- 英語の公演が多く、日本語の公演者であっても、英語で質問を受けて当たり前に英語で応対していた
- 英語がんばろうと思いました
- 普段興味を持ちにくい分野について知識を仕入れられる、世界中のRubyistと交流できる、と行くだけでも得るものが多い
- LT会やハッカソンに参加したことはありましたが、カンファレンスには初参加で、新鮮な刺激を得られました
LIFULLでのこれから
上でも書きましたが、RubyKaigiで得たものは多く、仙台まで行ってよかったです。これまでもWWDCやAWS re:Inventなどに毎回数名のエンジニアが参加していましたが、もっと様々な機会に参加できるようにして いきたいと思いました。RubyKaigi後に弊社ジンジニアも含め、そんな思いやこれからの体制について熱く語り合いました(こういう場を得られるのも出張ならではかもしれません)。
また、自社の技術利用事例や研究成果ももっとアウトプットしていきたいという思いから、LTechというイベントを定期開催することになりました! 先日まさにRubyKaigi報告会と題して、私も#0で発表させて頂きました。CRuby以外の可能性について、簡単ですがまとめています。
次回は機械学習で開催予定です。
#1は既に参加応募をたくさん頂いておりありがとうございます! 引き続き開催していきますので興味をお持ちのかたはconpassのLIFULLページからメンバーにご登録いただけると嬉しいです。
最後になりますが、LIFULLではRuby好きなエンジニアや、カンファレンス好きなエンジニアの方を募集しています。ご応募 お待ちしています!