LIFULL Creators Blog

LIFULL Creators Blogとは、株式会社LIFULLの社員が記事を共有するブログです。自分の役立つ経験や知識を広めることで世界をもっとFULLにしていきます。

グローバル開発体制におけるコミュニケーションの活性化の取り組み

エンジニアの志賀と申します。

LIFULL HOME'S の新築分譲マンション領域の開発を担当しています。

私の所属している開発チームでは、LIFULLのベトナム海外拠点であるLIFULL Tech Vietnam(以下LFTV)と協力しながら開発を行っています。 過去LFTVのエンジニアメンバーと仕事を進める中で、ブリッジエンジニアを通していました。 そのため開発者どうしはお互いをほとんど知らず、コミュニケーションもレビューのやりとり程度で、コミュニケーション量が不足していると感じていました。 相手のことを知る、理解しようとすることは円滑に業務を進めるための第一歩だと考えていたので、この課題を解消するために行った取り組みを2点紹介します。

英語での自己紹介会の実施

まず実施した取り組みは、開発メンバーどうしの英語による自己紹介会です。 あらかじめフォーマットを用意し、英語で事前に記入したシートを用い各自に発表してもらいました。 フォーマットとして、私たちのチームでは以下の項目を取り入れました。

  • 自分の顔がわかる写真とアイコン
  • ニックネーム、呼んでほしい呼称
  • 趣味
  • 経歴
  • 得意なこと
  • 仕事のやり方
  • 大切にしている価値観
  • チームメンバーは自分にどんな成果を期待していると思うか?
  • 自由記述

内容はチームによってカスタマイズして良いと思いますが、取り入れて特に良かった内容を紹介します。

お勧めの自己紹介項目

自分の顔がわかる写真とアイコン

直接会う機会がない場合、チャットツール等のアイコンと実際の顔が一致しないということは、よくあることだと思います。 顔がわかることで、コミュニケーションを取る際の安心感が変わってくると考えているので、この情報は可能であれば必ず入れたいポイントになります。

ニックネーム、呼んでほしい呼称

ニックネームで呼び合えると距離がぐっと近くなりますし、自己紹介中にもコメント等でニックネームを投稿することで話しやすい空気を作りやすかったため、この項目はとてもお勧めです。

大切にしている価値観

仕事を進めていく上で相手が大事にしているものを知ることは、コミュニケーションを取る際にも非常に重要だと思います。 この項目があることで、今後のやりとりを円滑に進める手助けになるかと思います。

また自己紹介会の進め方とお勧めの2つのTipsがあるので、そちらも紹介します。

自己紹介会のTips

画面共有時に一工夫する

自己紹介会をする上でちょっとしたTipsとして、自己紹介をする人は必ず自己紹介用のフォーマットを画面共有し、今話している部分を選択等でハイライトすることをお勧めします。 英語が得意ではないメンバーが多い場合話し手、聞き手両方とも慣れていないため、今話している部分が追いやすいようにしてあげるだけでも内容に集中できるかと思います。

相手の母国語を使ってみる

自己紹介中に、挨拶等相手の母国語を含めてコミュニケーションをとると、お互いの距離感が縮まりやすかったです。 私たちのチームではベトナム後を母国語としているメンバーだったので、以下のような単語を織り交ぜることができます。

  • おはよう:Chào buổi sáng(チャーオブオイサーン)
  • こんにちは:Chào buổi trưa(チャーオブオイチューア)
  • こんばんは:Chào buổi tối(チャーオブオイトーイ)
  • お元気ですか:Bạn khỏe không(バン コエ コンプ)
  • ありがとう:Cảm ơn(カムゥン)

朝会用のスプレッドシート改善

私の所属している開発チームの朝会では、以下のような流れで実施しています。

  1. アイスブレ−ク
  2. タスクの共有
  3. 目標の数値の確認
  4. 共有事項

上記の中でタスクの共有をメインに実施しているのですが、これまではLFTV側のメンバーはブリッジエンジニアのみが参加し、LFTV側のエンジニアの状況を共有する形で進めていました。 そこでブリッジエンジニアなしでも、LFTV側のエンジニアが朝会に参加できるように、朝会でタスク共有する際に利用していた、Googleスプレッドシートに一工夫することで実現しました。

GOOGLETRANSLATEの利用

やったことはシンプルで、「GOOGLETRANSLATE」を導入したことです。 今までは事前に日本語でスプレッドシートに各自タスクを記入していたのですが、その隣のセルに「GOOGLETRANSLATE」を利用して日本語を英語とベトナム語で翻訳したものを表示するように変更しました。 そうすることで、記入自体は今までと同様のコストでブリッジエンジニアの助けなしでタスク共有が可能になりました。

具体的に私のチームでは以下のように関数を利用しています。

=if(セル番号="","※左の列をベトナム語と英語に翻訳する数式アリ",GOOGLETRANSLATE(GOOGLETRANSLATE(セル番号,"ja","en"),"en","vi") & CHAR(10) & "---------------------" & CHAR(10) & GOOGLETRANSLATE(S50,"ja","en"))

上記以外に工夫した点として、アイスブレークの内容やシートに記載されているタイトル等にも、同様に「GOOGLETRANSLATE」を適用されるようにしたことです。 アイスブレークの内容自体は必ず伝えなければいけない内容ではないと思います。 ただ、逆の立場で考えた時に不慣れな言語で会話が成り立っていると疎外感につながってしまうと考え、少しでも話題を共有できるようにアイスブレークの内容も極力共有できるようにしています。 また、細かい部分ではありますがシート内のタイトル等も翻訳されるようになっており、どこを見ても複数の言語で確認できる状態になっていることで言語の壁を感じないような環境を目指しています。 実施したことは非常にシンプルですが、ツールをうまく活用することで、以前よりも言語の壁を感じることなくコミュニケーションをとることができるようになりました。

最後に

私たちの開発チームで上記を実施することで、海外拠点のメンバーと毎朝顔を合わせてコミュニケーションをとることができています。 まだまだコミュニケーションをとる上での課題はありますが、第一歩は踏み出せていると思うので、引き続き改善をしていこうしています。

最後に、LIFULL ではともに成長していける仲間を募集しています。 海外拠点のメンバーと仕事ができる、貴重な環境でもありますので、興味がある方はよろしければこちらのページもご覧ください。

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