エンジニアの鈴木(健)(@szk3)です。
AWS re:Invent 2017 最後の参加レポートになります。
今回は参加レポートとしてLIFULL Creators Blogに投稿してきたので、これらの内容をベースに振り返ります。
振り返り
Day 0 - re:Invent への道のり
出発から現地入りしていよいよ始まるイベントへの期待をレポートしました。 www.lifull.blog
Day 1 - re:Invent の熱気
ついに始まったre:Invent 2017の現地の熱気についてのレポートです。
Day 2 - GameDay への参加
GameDayに参加し、世界中から来たエンジニアと組んで戦った様子や結果を書きました。
Day 3 - Keynoteでの新サービス発表
Keynoteでの発表やセッションの様子、新しく発表されたデバイスDeepLensについて書きました。
Day 4 - Alexa ハッカソンへの参加
Alexaハッカソンに参加し、メンバーとの出会いやハッカソンの様子についてお伝えしました。
Day 5 - 振り返り
本記事になります。
今年も圧倒的な数の新サービスの発表がありました。3日目の参加レポートにも書きましたが、MLのコモディティ化によるAIの開発が圧倒的に楽になっていく未来がどんどん具体性を帯びてきています。
また、エンタープライズ向けのニッチな機能がどんどん提供されていくあたりに、AWSの顧客ドリブンの姿勢が見えました。 AWSの顧客ドリブンな姿勢は、以下リーダシッププリンシパル(OLP : Our Leadership Principles )にまとまっています。こういった、素晴らしい行動原理があるからこそ毎年のように凄まじい数のアップデートや新サービスの提供が可能になるのでしょう。 www.amazon.jobs
冒頭にも書きましたが、本記事で参加レポートは終わりになります。
Day 0に書いた本レポートの目的は、「海外カンファレンスに興味を持つエンジニアを増やす」でした。
今回書いた記事がきっかけになり、ひとりでも多くの方に「自分も行ってみたい(自分でも行ける)!」と思っていただければ幸いです。
この経験をどう活かすか?
イベントへの参加した後は、熱気にほだされているので調子のいいことをいろいろ言いたくなります。(自戒を込めて) ですが、本当に重要なのは、この経験を実務にどのように活かすかです。
活かし方は、人によってコンテキストが違うので、一概にこうしたほうがいいというのはありません。 ですが、エンジニアとして考えた時に、「ディスカッション」「アクション」の2つとして抽象化できるのかなと思います。
ディスカッションについては、「お客様や自社のアプリに対して新しく発表された新サービスがどこに使えそうか」や「海外カンファレンスの費用対効果」等、いろんな切り口で話合うことができると思います。業務時間に取らなくてもカジュアルにランチで話すだけでもエンジニアの交流や活性化につながり、十分に効果があると思います。
アクションについては、「新発表サービスを使った新機能開発」、「社内外に向けたフィードバック」、「新発表サービスにハンズオンした内容などを情報発信」や「社内ハッカソンの開催」など、できることはたくさんあります。
きちんと行動に落とし込み、アウトプットとして評価できるような形で次につなげていくのが重要だと思っています。
まとめ
去年は「海外のカンファレンスに参加するということ」というフィードバックを書きましたが、これは今年もre:Inventに行った経験から間違ってないと確信しました。
個人的な話で言うと、今回から参加スタイルがに変化がありました。聴講型から参加型へと大きくシフトしたことです。 ハッカソンやワークショップだったり実体験ベースのアクションができたのは大きな収穫であり、昨年との大きな違いです。この経験は大変有意義だったので、社内に対していろいろとやりたいことが増えました。
この経験をスキルアップとアウトプットの質・量の向上に活かして行きたいと思います。
最後に、1週間もの長い間、業務や家庭を顧みずにチャレンジさせてくれた、会社・同僚・家族へ深い感謝の気持ちを表したいと思います。
やっぱり今年も楽しかったです!本当にありがとうございました!